結婚相談所を運営する経緯と理由

プロフィールをご覧いただきまして、ありがとうございます。
本来は人に語るようなことではない経歴を含んでおりますので、驚かれた方も多いのではないかと思います。ですが、私の人生においてこのマイナスとも思える出来事がなければ、潜在意識に興味を持つことも、セラピストになることも、結婚相談所を開業することもなかったので、あえて公開しております。

私の今までの人生は、表向きはやりたいように生きていながらも決して人に誇れるようなものではなくて、振り返ると後悔や苦悩の連続でした。物事を深く受け止めすぎて、抱えすぎて、考えすぎて、自分を責めすぎて…そんな毎日だったのです。自分で言うのもなんですが、曲がった事が嫌いで真面目、頑固で融通がきかず、責任感と正義感が強く、人に嫌われたくない・素晴らしい人間だと思われたい一心で完璧な自分像を作り上げていました。自分が我慢すればこの場がなんとかなると思うことも多く、努力したり苦労をしたりするべきだとも思っていました。自ら苦しい道を選び、自らの首を絞めていたのが、今になってよく分かります。一言で表すならば、とても「がんばりやさん」だったのですね。ここをご覧になっている方も、多少に漏れずそういった方が多いのではないでしょうか?

転機はうつ病になったこと。人としてまともな生活ができなくなり、東京にあった夢や希望、友達や環境などをすべて手放さざるを得なくなり実家に帰りました。自分にはもう何もないと、本当に心からそう思いました。幸いにも3年ほどかけて寛解しておりますが、その間に祖母が亡くなり、2011年3月には東日本大震災で被災しました。

実家は福島県南の山間地域でしたので、震度6でも家自体には大きな被害はありませんでした。ですが、周囲はブロック塀が崩れたり屋根の瓦が落ちたり、隣町では橋が落ちたり、道路がひび割れ、道が寸断されたりするということが当たり前にありました。携帯やネットが使えず、常に鳴り響く地鳴りと余震、原発の不安などに心が揺れる日が続きました。唯一の情報源であるテレビには、より被害が多い地域の悲惨な光景が広がっていました。それをみればまだ恵まれている方だと思えましたが、この経験が私に与えるものはとても大きかったのです。

震災を経験した人としていない人の違いはなんなのだろう。なぜ苦労や悲しみを背負わなければならない人がいるのだろう。みんな幸せになりたいはずなのに、そうではないことがこんなにも世の中には多いのはなぜなのだろう。生きるとは、なんなのだろう…。病気に重なり震災が起き、日常が突如として消え去りました。不安や恐怖で身動きが取れない日々が続き、必然的にいろいろなことを考えさせられることとなります。

大げさかもしれませんが、うつ病で全て失い、震災で死ぬ思いをしました。私にはもう失うものも怖いものもありませんでしたので、人を気にせず「自分に正直になる」ということをし始めました。日々自分に向き合い、自分の思いや、自分とは何なのか、ということを探求したのです。やってみると、意外と自分のことを知らなかったり、見て見ぬ振りをしたり、自分から逃げていたりしていることに気づきました。

そして同時にやってみたいことを素直にやるということも始めます。やらない言い訳をせずに、直感を大切にしてまず行動をしました。そうしたやりたいことの中に、潜在意識の勉強があり、ヒプノセラピーとの出会いがありました。自分の経験と感覚を、心理学や脳科学、スピリチュアルなどで説明がつくということを理解しました。私はこれらの勉強に苦労を要していません。なぜかというと、これが私にとってただやりたいことであり、楽しいことであり、ワクワクすることだったからです。自分の気持ちに正直になってフォーカスしていくと、自然と道ができていくことを体感しました。ものごとがスムーズに流れるときの理由があります。コツがあります。潜在意識を知り活用できるようになると、自分らしく自由に楽しく生きられます。どんな出来事が起きても、自分という軸からブレずに柔軟になることができます。いつしか、私はこうした自分の経験と知識で、潜在意識のお話を自分の言葉でできるようになりました。

カウンセラー、ヒプノセラピストとしての経験も積みましたが、私が自分で得た知識と経験をお役に立てるには、もう一歩踏み込む必要がありました。私はHSPといって人の感情や感覚に共感する力が強いので、不特定多数のお悩みを相手にする占いやカウンセリングだけをお仕事にするには、疲れ切ってしまってどうやら向いていないようなのです。なぜなら、「悩み続けたい人」や「幸せになりたいと言いながら変わろうとはしない人」というのが一定数いて、その人たちの望みはその場に留まることなのでお力になれないのです。昔から人に何かをして喜ばれることが好きで、誰かの力になりたいと思う私は、本気でお幸せに向き合いたい方のお手伝いがしたいと思うようになりました。愛を伝えていくことは私の使命であるとも感じ、「結婚」という愛が溢れることに携わるお仕事=結婚相談所運営とすることにしました。会員様と同じゴールを見つめ、一緒に走り、双方が喜びあえるお仕事で、それでいてさらにその先にはお子様や未来がつながっていく、なんとも希望に溢れたお仕事だと思うのです。人の喜びを私が感じたいので、あくまで私の手の届く範囲でマンツーマンでのみ行います。少人数しかご対応できませんが、お幸せを掴まれた方は周りをも幸せにしていく力があるので、幸せの連鎖が起こります。そうやってソライロ結婚相談所から、波紋のように幸せが広がっていくことを心から願っています。

人が変わるには、きっかけが必要です。「結婚したい」というお気持ちをきっかけに、潜在意識の本音に気づき書きかえをはじめると、自分を愛し、他人を愛し、お金も仕事も友情も環境も、すべてがうまくいく幸せの循環が始まります。一度気づければ一生ものなのです。結婚はゴールであると同時にスタートであるからこそ、私はご本人が「幸せになれる底力」を身につけていただきたいのです。生涯続くお幸せのために、潜在意識にある自分の本音への気づき方や扱い方を皆さんにお伝えして、微力ながら人生を豊かにしていくお手伝いができればと思います。幸せになる準備を、一緒にはじめていきましょう。

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ソライロ結婚相談所