データで見る「お見合い」の可能性

 

厚生労働省の施設等機関である
「 国立社会保障・人口問題研究所 
http://www.ipss.go.jp

こちらには結婚や恋愛についてのデータが蓄積されています。

この中のひとつにとても興味深いものがあります。それは何かというと「結婚相手と出会ったきっかけ」です。婚活において「出会いが無い」と嘆かれる方が特に多いので、これがひとつの参考になると思いますのでご紹介いたしますね。

結婚相手と出会ったきっかけで最も多いのが「友人や兄弟を通して」で30.8%と、「職場や仕事で」が28.2%。次いで「学校で」が、11.7%と、この上位3位で約7割を占めています。交際相手との出会いについてもほぼ同様です。このデータからすでにお分かりだと思いますが、今現在において上記3つの出会いが無い方は、ほかの出会いを求めたとしても可能性が大変低いということが数字で出てしまっているのです。会社と家の往復や、毎日変化のない生活をしていたら出会いが無いということは当たり前だということが良くわかるデータだと思います。

「自然な出会い」や「運命的な出会い」を求める方は、お話を伺っていますと上記以外で自分が普段活動している範囲外に、見ず知らずの人との突然の出会いを求めておいでのことが多いです。大人になってからの出会いでその他にあるとすれば「サークルやクラブなど」(趣味の集まり等)が4.8%なのですが、対して「お見合い」(結婚相談所含む)が6.4%ととても割高になっています。このデータは2015年のものですので、IBJの公式データと比較してみれば、現在はお見合いの割合がぐんと増えていることと思います。

一見、ちょっとショッキングなデータかもしれませんが、逆にこれを役立てていけば良いのです。残り3割の割合をあげる、質をあげるには、どうしたら良いでしょうか?そして、結婚を視野に入れているとすれば、ただ出会いの確率を上げる以上に、「結婚相手」との出会いの確率を上げるためにはどうすべきかも考える必要があるかもしれません。

以前もBlogに書きましたが、出会いは手段でしかないのです。結婚をしたいというお気持ちがあるのならば、「どんなに人」に出会うかが重要です。どこで出会うのかは重要ではなく、それは自分の選択の結果でしかありません。お幸せな結婚生活がこれから末長くできるとすれば、どこで出会ったかよりも、誰と一緒に居られるかが大切であることは言うまでもありませんね。

幸せは、自分の選択で手に入れることができます。
今までのあなたは出会いがなかったかもしれませんが、データを知ったこれからのあなたは、いくらでも出会いを作っていけますね。未来に向けて、幸せを掴みに行ってみませんか?

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