自粛中こそ自分に向き合う時ではありますが、「自分に向き合いましょう」というのはいつも言っていることなので、あえて今回は違うことをご提案してみたいと思います。
自粛中に自分磨きも良いですが、「相手のことを知ろうとすること」に目を向けてみてはいかがでしょうか?
婚活に限らず人間関係について考えた時に、意外とコミュニケーションの場で考えてしまっているのが「自分を良く見せるためには?」「自分を好きになってもらうためは?」と言う自分視点での言動です。
こう言った考えは決して悪くはないのですが、自分中心の視線になっているので、そこにお相手への思いやりや敬いといった余裕がなくなってしまっていたりします。
ぜひ、自分がどうみられるかなどは一旦置いておいて、お相手が何を考え、どう思っているのかということにだけ集中してみてください。
意中の人や対象となる人がいれば、その人のことを知ろうとすることはもちろんのこと、いない場合には男性心理や女性心理を学んだり、男女の違いを理解したり、そうやってお相手に興味関心、疑問や質問を持ってみてください。そして、理解はできなくても良いので知ろうとしてみてください。
逆説的になりますが、お相手を知ろうとしないと言うことは「自分は知っているはずだ」と言う思い込みがあることになります。これはちょっと危険なことで、自分の想像の範囲内だけで世界ができてしまっていて、お相手そのものを受け入れられないと言うことでもあるのです。まず前提として、自分とお相手は「違う」ということを受け入れていきましょう。それは、あなたの世界や可能性を広げていくことにもなりますよ。
違うからこそ面白く、分かり合えないからこそ分かり合えたときに至福を感じられるものです。自分の思い込みを外していった先に、本質的な人間関係やコミュニケーションがあります。
一見当たり前のことが意外と難しいものです。「お相手に興味を持つ」と言うことを、ぜひ改めて意識してみてくださいね。