コロナ禍でのストレス対処法

今現在、どなたもコロナで自粛生活が続いていますので、様々なストレスを抱えていらっしゃるかと思います。

外出しちゃダメなのに動きたくなって、でもそれを理性で抑圧してちゃんと我慢をして、自分はこんなに我慢をしているのに外出している人がいてイライラしてしまったり、一瞬でも外出したくなってしまった自分はダメな人間だと責めてしまっていませんか?

そもそもなのですが、動きたいと思うことは悪ではありません。そして、動きたいのを理性で抑えて我慢できるのは、素晴らしいことです。この2つを認めてあげてください。

まず、動きたいと思ってしまった自分自身を、責めずに認めてあげましょう。動いちゃダメと言われると動きたくなるのは、カリギュラ効果という名前がついているくらいポピュラーな心理現象で、人間誰しもあることですので気にしなくて良いのです。思考は誰からも制限されない自由な世界です。そんな自由な世界を自分で侵害しまっては、余計にストレスが溜まってしまいます。自分を責めないことはとても大切なことですから、自分の中から出てきた思いは大切に受け止めて肯定してあげてください。

そして、「動きたいと思ったけど、動かなかった」という行動をとれた自分を褒めてあげてください。真面目で正義感が強いあなたは、「こんなのできて当たり前」「ふつう自粛するでしょう」と思うかもしれませんが、それができていない人も世の中にはいらっしゃいますよね?そんな中、動かないという選択ができたご自身は素晴らしいのです。誇らしく思って良いくらいです。そうやって自分が我慢できていることを当たり前にしないでちゃんと認めてあげることで、ストレスが軽減されていきますので、一度自分をたくさん褒めてみてくださいね。

ストレスの原因は「自分が自分を認めてあげていないこと」だったりします。ほんの小さな当たり前にしがちなことを、きちんと拾い上げて肯定していってあげることで、ストレスは小さくなっていきますよ。ぜひこの自粛中に自分自身を否定してしまっていないか確認して、意図して肯定していってあげてくださいね。

この自粛下でも、あなたが穏やかな日常をおくれますように願っています。